約 4,342,615 件
https://w.atwiki.jp/yarebanandemo430/pages/5.html
英語を覚えるための工夫はとても難しい。 初心者は特に何から勉強をしなければいけないのか迷ってしまう人がとても多いだろう。 そんな人はまず中学校の英語の教科書をするのがいいだろう。 中学校の英語の教科書には英語の基礎がほとんど書かれている。 なのでまず迷ったら英語の教科書を見つけて見よう。 そして単語から勉強をするのもいいかもしれないが、発音をしっかりすることを忘れてはいけないことを覚えておこう。 日本人は発音できない単語は覚えることができないのだ。 発音を覚えることを一番重要しなければならないのだ。 英語を覚えるには発音が大切なのだ。 発音をしながら英語を覚えるのがいいだろう。 反復練習をすることによって英語の力はどんどん開花されていくことに違いない。 →http //wanderenglish.hatenablog.com/entry/2014/07/08/144239 これを見ることによって参考にすることができると思う。
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/2615.html
かさかさに乾いた肌に引っかかりながら流れ落ちてゆく、紅い糸。 心臓の鼓動に合わせて、それは太くなり……細くなる。 けれど、決して途切れることはなくて―― 「……ああ」 蒼星石は、うっとりと恍惚の表情を浮かべながら、歓喜に喘いだ。 これは、姉と自分を繋ぐ、たった一本の絆。 クノッソスの迷宮で、テセウスが糸を辿って出口を見出したように、 この絆を手繰っていけば、きっと翠星石に出会える。 そう信じて、疑いもしなかった。 命を育む神秘の液体は、緩く曲げた肘に辿り着いて、雫へと姿を変える。 そして、大地を潤す恵みの雨のごとく、降り注ぎ…… カーペットの上に、色鮮やかな彼岸花を開かせていった。 「そうだ…………姉さんの部屋に……行かなきゃ」 足元に広がっていく緋の花園を、ぼんやりと眺めながら、蒼星石は呟いた。 自分が足踏みしていた間に、翠星石はもう、かなり先に行ってしまっている。 だから、ちょっとでも近付くために……少しでも早く、歩きださなければ。 「きっと、キミの隣に――――」 第十五話 『負けないで』 ぐるぐると、世界が回りだす。半回転しては、ひょいと戻り、また回りだす。 それの繰り返しで、浮いているのか、歩いているのか……足元が覚束ない。 失血のせいにしては、早すぎる。まだ、体重の10パーセントにも満たない量だ。 多分、手首を切り裂いた激痛に加え、鮮血を見た精神的な動揺と、 姉の元に旅立てる興奮が渾然一体となって、眩暈を引き起こしているのだろう。 蒼星石は左肩で壁をこすりながら、暗い廊下を進んだ。 指先から滴る『絆』が床板に点々と華を散らし、板壁には真一文字に、赤黒い線が描かれる。 やがて、一本の紅い糸は姉妹の部屋を結びつけた。 (――やっと、着いた) 朦朧とする意識の中で感じる、官能的な倦怠感と、甘美な安らぎ。 蒼星石は、翠星石のベッドへと、俯せに倒れ込んだ。 ぼふん! と、身体の下で夜気が押し潰され、舞い上がった埃が鼻をくすぐる。 冷え切った布団の柔らかな肌触りが、痺れるくらいに気持ちよかった。 ひとつ、深く息を吸い込む。翠星石が愛用していたフレグランスの匂いが、胸を満たしていく。 それだけのことなのに、天にも昇るほどの夢心地になって、身体の芯から震えが湧いてきた。 ああ……身もココロも悦んでいる。愉悦――それ以外の言葉は、思いつかない。 酩酊にも似た眩暈の中で、ふと……蒼星石は、微かなレモンの香りを感じた。 それは、ほんのりと上品に香り立って、闇に溶けていく。 あの晩に零したレモネードのものだろう。ひどく懐かしい気がした。 (もう一度――) あの夜、パジャマ越しに伝わってきた姉の温もりを思い出しながら、瞼を閉ざす。 限りない悦楽に身を委ねて、蒼星石は最後まで取っておいた意識も、呆気なく手放した。 ――左手が、熱い。 正確には、手首の傷が、ズキズキと熱い。 頭のてっぺんから、足の爪先まで隈なく冷え切っていくのに…… 傷口だけは、飽きることなく熱と激痛を生み出し続けている。 その疼きが、夢の世界に旅立とうとする蒼星石を、現実世界に繋ぎ止めていた。 (もう……いい加減にしてよ。静かに眠らせて) 夢うつつの狭間で、蒼星石は寝返りを打ち、仰向けになった。 重たい右腕を、左手首の斬り傷へと、徐に動かす。 殆ど無意識のうちに、手を当てて傷を塞ごうとしていた。生存本能だったのかも知れない。 伸ばしかけた手は、しかし、自分以外の誰かによって掴み止められ、目的を見失う。 蒼星石は驚愕のあまり、ハッ! と、双眸を見開いた。 そして…… 「えっ?」 自身が置かれている環境を悟って、喉の奥から、呻き声を絞り出した。 いつの間にか、蒼星石は大樹の木陰で、微睡んでいたのだ。 それも、追い求めていた彼女……翠星石の膝枕に、とっぷりと頭を沈めて。 「起こしちまったですか」 双子の姉は、蒼星石の右手を優しく握りながら、愛おしげに目を細めた。 瑞々しく、柔らかそうな唇に、太陽すら霞むほどの眩しい微笑みを湛えながら。 例えようのない感情が、胸の奥から、こみ上げてくる。 それを表現する言葉を見付けられなかったので、蒼星石は……ただ、微笑み返した。 翠星石は、右手で蒼星石の右手を握りながら、空いた手で妹の前髪を掻き分け、 そっ……と、額を撫でた。この上なく、慈愛に満ちた仕種で。 無条件に差し出され、与えられる、母性の如き温もり。 蒼星石はウットリと瞼を細めて、渇望していた世界に身を任せた。 いつのまにか、左手首の煩い疼きは消え去っていた。 「こんなところまで追いかけてくるなんて…… いくつになっても甘えんぼですね、蒼星石は」 鈴の音を想わせる声に、耳をくすぐられて、背中にむず痒さを覚える。 それは瞬く間に身体の隅々まで伝播して、蒼星石の柔肌を粟立たせた。 「どうしても、姉さんに伝えたいコトが……あったんだよ」 「何を、です?」 「あの時は……ごめんなさい。それと――」 蒼星石の唇から、彼女自身ビックリするほど素直な言葉が、紡ぎ出された。 あれも言いたい。これも伝えたい。どんどん、胸の中に言葉が溢れてくる。 けれど、結局、言えたのは一言だけ。 「大好きだよ」 ふ……と、翠星石が、呆れたように鼻で笑う。 姉の吐息は、極上の刷毛を滑らせたかのように、蒼星石の頬をくすぐっていった。 「そんなコト言うために、わざわざ? どうしようもねぇ大馬鹿ですぅ」 「いいよ、馬鹿でも」 だって、幸せなんだもの。 「こうして、姉さんと一緒に居られるのなら、ボクは喜んで愚か者になる。 だから……いつまでも、ボクの側に居て。もっとたくさん、ボクに触ってよ」 願うことは、ただ、それだけ。 ブランド物の化粧品も、かわいい服も、煌びやかなアクセサリも要らない。 大好きな翠星石が、蒼星石を愛してくれさえすれば、それで充分だった。 きゅっ! と、翠星石の右手に力が込められる。 そして、彼女は――愛おしそうでいて、どこか辛そうに、 とてもとても、重く、長い吐息を漏らした。 「蒼星石が望むならば、ずぅっと、こうしててやるです」 「ありがと……嬉しいなぁ」 「でもね、蒼星石――」 気付けば、翠星石の呟きに、眼差しに、悲しみの色が浸みだしていた。 「お前までこっちに来ちまったら、誰が……おじじと、おばばを支えてやるですか?」 お祖父さん、お祖母さん。 口の中で姉の言葉を反芻しながら、蒼星石は、自分たちを育ててくれた優しい人たちを想った。 彼らは今も、翠星石の急逝によって、悲しみに伏せっている。 この上、蒼星石まで失えば、どうなってしまうのかは想像に難くない。 「だけど…………ボクは」 キミが居なければ、自分の生きる道すら、ちゃんと見付けられない。 告げようとした矢先、蒼星石の左手を、姉とは違う誰かが掴んだ。 その手は熱く、強く、けれど手首の傷を刺激しないよう配慮しながら、 蒼星石を、何処か別の場所へ連れていこうとしていた。 『負けないで! 逃げちゃダメだよ。キミはまだ、過ちを続けるつもり?』 姿の見えない誰かが、どこかで聞いた憶えのある声で、耳元に力強く呼びかけてくる。 逃げてない……と、蒼星石は呟いた。自分のココロに負けて、自殺を図ったワケではない。 ただ純粋に、翠星石の隣に居たかっただけなのだ。結果が、どうであったにせよ。 蒼星石の願いは、しかし――不意に、突き放される。 右手を握ってくれていた翠星石の手が、すぅっと離れてしまった。 なぜ? 問いかける眼差しに映る姉は、緋翠の瞳を潤ませ、今にも泣き出しそうだ。 この時になって初めて、蒼星石は、彼女の瞳の色が自分と同じ並びをしていることに気付いた。 「気付いたですか? 私は、本当の翠星石じゃねぇです」 「な、なに言ってるのさ。キミは、どう見たって姉さんじゃないか」 返す言葉には、隠しきれない動揺が、ありありと表れていた。「やめてよ、変な冗談なんか」 声を震わせる蒼星石を宥めるように、彼女の頭が、静かに振られた。 「蒼星石の思慕が、記憶を練り上げて作った理想の偶像――それが、私です。 会いたいという一途な気持ちが映し出した、蜃気楼にすぎないのです」 翠星石そっくりな、自分。それは取りも直さず、姉への羨望そのものだった。 ボクも、姉さんみたいに輝いてみたい……。その憧憬が、いま、目の前にある幻。 哀しい目をした偶像は、蒼星石の愁眉を遮るように、右手を差し伸べてきた。 「それでも、お前が翠星石と共にありたいというのなら――私が叶えてやるですよ。 右手か、左手か……どちらを握るか、選ぶです」 第十五話 おわり 三行で【次回予定】 夢うつつの境界で出逢った、もうひとりの自分。 差し伸べられた、ふたつの温もり。行く手には分かれ道。 煩悶の末に、少女が選んだ道は―― 次回 第十六話 『サヨナラは今もこの胸に居ます』 第16話 『この愛に泳ぎ疲れても』
https://w.atwiki.jp/3edk07nt/pages/170.html
かさかさに乾いた肌に引っかかりながら流れ落ちてゆく、紅い糸。 心臓の鼓動に合わせて、それは太くなり……細くなる。 けれど、決して途切れることはなくて―― 「……ああ」 蒼星石は、うっとりと恍惚の表情を浮かべながら、歓喜に喘いだ。 これは、姉と自分を繋ぐ、たった一本の絆。 クノッソスの迷宮で、テセウスが糸を辿って出口を見出したように、 この絆を手繰っていけば、きっと翠星石に出会える。 そう信じて、疑いもしなかった。 命を育む神秘の液体は、緩く曲げた肘に辿り着いて、雫へと姿を変える。 そして、大地を潤す恵みの雨のごとく、降り注ぎ…… カーペットの上に、色鮮やかな彼岸花を開かせていった。 「そうだ…………姉さんの部屋に……行かなきゃ」 足元に広がっていく緋の花園を、ぼんやりと眺めながら、蒼星石は呟いた。 自分が足踏みしていた間に、翠星石はもう、かなり先に行ってしまっている。 だから、ちょっとでも近付くために……少しでも早く、歩きださなければ。 「きっと、キミの隣に――――」 第十五話 『負けないで』 ぐるぐると、世界が回りだす。半回転しては、ひょいと戻り、また回りだす。 それの繰り返しで、浮いているのか、歩いているのか……足元が覚束ない。 失血のせいにしては、早すぎる。まだ、体重の10パーセントにも満たない量だ。 多分、手首を切り裂いた激痛に加え、鮮血を見た精神的な動揺と、 姉の元に旅立てる興奮が渾然一体となって、眩暈を引き起こしているのだろう。 蒼星石は左肩で壁をこすりながら、暗い廊下を進んだ。 指先から滴る『絆』が床板に点々と華を散らし、板壁には真一文字に、赤黒い線が描かれる。 やがて、一本の紅い糸は姉妹の部屋を結びつけた。 (――やっと、着いた) 朦朧とする意識の中で感じる、官能的な倦怠感と、甘美な安らぎ。 蒼星石は、翠星石のベッドへと、俯せに倒れ込んだ。 ぼふん! と、身体の下で夜気が押し潰され、舞い上がった埃が鼻をくすぐる。 冷え切った布団の柔らかな肌触りが、痺れるくらいに気持ちよかった。 ひとつ、深く息を吸い込む。翠星石が愛用していたフレグランスの匂いが、胸を満たしていく。 それだけのことなのに、天にも昇るほどの夢心地になって、身体の芯から震えが湧いてきた。 ああ……身もココロも悦んでいる。愉悦――それ以外の言葉は、思いつかない。 酩酊にも似た眩暈の中で、ふと……蒼星石は、微かなレモンの香りを感じた。 それは、ほんのりと上品に香り立って、闇に溶けていく。 あの晩に零したレモネードのものだろう。ひどく懐かしい気がした。 (もう一度――) あの夜、パジャマ越しに伝わってきた姉の温もりを思い出しながら、瞼を閉ざす。 限りない悦楽に身を委ねて、蒼星石は最後まで取っておいた意識も、呆気なく手放した。 ――左手が、熱い。 正確には、手首の傷が、ズキズキと熱い。 頭のてっぺんから、足の爪先まで隈なく冷え切っていくのに…… 傷口だけは、飽きることなく熱と激痛を生み出し続けている。 その疼きが、夢の世界に旅立とうとする蒼星石を、現実世界に繋ぎ止めていた。 (もう……いい加減にしてよ。静かに眠らせて) 夢うつつの狭間で、蒼星石は寝返りを打ち、仰向けになった。 重たい右腕を、左手首の斬り傷へと、徐に動かす。 殆ど無意識のうちに、手を当てて傷を塞ごうとしていた。生存本能だったのかも知れない。 伸ばしかけた手は、しかし、自分以外の誰かによって掴み止められ、目的を見失う。 蒼星石は驚愕のあまり、ハッ! と、双眸を見開いた。 そして…… 「えっ?」 自身が置かれている環境を悟って、喉の奥から、呻き声を絞り出した。 いつの間にか、蒼星石は大樹の木陰で、微睡んでいたのだ。 それも、追い求めていた彼女……翠星石の膝枕に、とっぷりと頭を沈めて。 「起こしちまったですか」 双子の姉は、蒼星石の右手を優しく握りながら、愛おしげに目を細めた。 瑞々しく、柔らかそうな唇に、太陽すら霞むほどの眩しい微笑みを湛えながら。 例えようのない感情が、胸の奥から、こみ上げてくる。 それを表現する言葉を見付けられなかったので、蒼星石は……ただ、微笑み返した。 翠星石は、右手で蒼星石の右手を握りながら、空いた手で妹の前髪を掻き分け、 そっ……と、額を撫でた。この上なく、慈愛に満ちた仕種で。 無条件に差し出され、与えられる、母性の如き温もり。 蒼星石はウットリと瞼を細めて、渇望していた世界に身を任せた。 いつのまにか、左手首の煩い疼きは消え去っていた。 「こんなところまで追いかけてくるなんて…… いくつになっても甘えんぼですね、蒼星石は」 鈴の音を想わせる声に、耳をくすぐられて、背中にむず痒さを覚える。 それは瞬く間に身体の隅々まで伝播して、蒼星石の柔肌を粟立たせた。 「どうしても、姉さんに伝えたいコトが……あったんだよ」 「何を、です?」 「あの時は……ごめんなさい。それと――」 蒼星石の唇から、彼女自身ビックリするほど素直な言葉が、紡ぎ出された。 あれも言いたい。これも伝えたい。どんどん、胸の中に言葉が溢れてくる。 けれど、結局、言えたのは一言だけ。 「大好きだよ」 ふ……と、翠星石が、呆れたように鼻で笑う。 姉の吐息は、極上の刷毛を滑らせたかのように、蒼星石の頬をくすぐっていった。 「そんなコト言うために、わざわざ? どうしようもねぇ大馬鹿ですぅ」 「いいよ、馬鹿でも」 だって、幸せなんだもの。 「こうして、姉さんと一緒に居られるのなら、ボクは喜んで愚か者になる。 だから……いつまでも、ボクの側に居て。もっとたくさん、ボクに触ってよ」 願うことは、ただ、それだけ。 ブランド物の化粧品も、かわいい服も、煌びやかなアクセサリも要らない。 大好きな翠星石が、蒼星石を愛してくれさえすれば、それで充分だった。 きゅっ! と、翠星石の右手に力が込められる。 そして、彼女は――愛おしそうでいて、どこか辛そうに、 とてもとても、重く、長い吐息を漏らした。 「蒼星石が望むならば、ずぅっと、こうしててやるです」 「ありがと……嬉しいなぁ」 「でもね、蒼星石――」 気付けば、翠星石の呟きに、眼差しに、悲しみの色が浸みだしていた。 「お前までこっちに来ちまったら、誰が……おじじと、おばばを支えてやるですか?」 お祖父さん、お祖母さん。 口の中で姉の言葉を反芻しながら、蒼星石は、自分たちを育ててくれた優しい人たちを想った。 彼らは今も、翠星石の急逝によって、悲しみに伏せっている。 この上、蒼星石まで失えば、どうなってしまうのかは想像に難くない。 「だけど…………ボクは」 キミが居なければ、自分の生きる道すら、ちゃんと見付けられない。 告げようとした矢先、蒼星石の左手を、姉とは違う誰かが掴んだ。 その手は熱く、強く、けれど手首の傷を刺激しないよう配慮しながら、 蒼星石を、何処か別の場所へ連れていこうとしていた。 『負けないで! 逃げちゃダメだよ。キミはまだ、過ちを続けるつもり?』 姿の見えない誰かが、どこかで聞いた憶えのある声で、耳元に力強く呼びかけてくる。 逃げてない……と、蒼星石は呟いた。自分のココロに負けて、自殺を図ったワケではない。 ただ純粋に、翠星石の隣に居たかっただけなのだ。結果が、どうであったにせよ。 蒼星石の願いは、しかし――不意に、突き放される。 右手を握ってくれていた翠星石の手が、すぅっと離れてしまった。 なぜ? 問いかける眼差しに映る姉は、緋翠の瞳を潤ませ、今にも泣き出しそうだ。 この時になって初めて、蒼星石は、彼女の瞳の色が自分と同じ並びをしていることに気付いた。 「気付いたですか? 私は、本当の翠星石じゃねぇです」 「な、なに言ってるのさ。キミは、どう見たって姉さんじゃないか」 返す言葉には、隠しきれない動揺が、ありありと表れていた。「やめてよ、変な冗談なんか」 声を震わせる蒼星石を宥めるように、彼女の頭が、静かに振られた。 「蒼星石の思慕が、記憶を練り上げて作った理想の偶像――それが、私です。 会いたいという一途な気持ちが映し出した、蜃気楼にすぎないのです」 翠星石そっくりな、自分。それは取りも直さず、姉への羨望そのものだった。 ボクも、姉さんみたいに輝いてみたい……。その憧憬が、いま、目の前にある幻。 哀しい目をした偶像は、蒼星石の愁眉を遮るように、右手を差し伸べてきた。 「それでも、お前が翠星石と共にありたいというのなら――私が叶えてやるですよ。 右手か、左手か……どちらを握るか、選ぶです」 第十五話 おわり 三行で【次回予定】 夢うつつの境界で出逢った、もうひとりの自分。 差し伸べられた、ふたつの温もり。行く手には分かれ道。 煩悶の末に、少女が選んだ道は―― 次回 第十六話 『サヨナラは今もこの胸に居ます』 第16話 『この愛に泳ぎ疲れても』
https://w.atwiki.jp/tensyokukue/pages/20.html
疑問 転職クエも見たことがなく、初めてで何が何だか分からない>< 一応下調べはしているものの疑問がわいてくる。その疑問を一覧にしたページです。 相談に乗ってくださると嬉しいです。 結局HPはどれくらいあればいいの? CON120とか、HP2000とかあるけど結局どれくらい振ればよいのだろうか? 装備にもよりますが>< ステータスシュミレーションでやったけど、CON120だとHP2000いかないよねん? CON130でギリHP2000いくぐらいだった気がする。 ⇒CON100でも可能、120あれば安心な感 叢雲装備してHP増しも効果的 装備はDEF装備とSPD装備どちらがいいの? DEF装備でなるべくHPが削れないようにするのか、SPD装備で熱撒きをするのか。 どちらがよいのでしょうか? ⇒メンバーによるが、火力役より速ければあとはDEFで問題ない 転職100の近接(風を除く)が極atk装備でspd400程度(猫耳、課金剣装備として) 魔法職が極matk装備でもspd350程度(課金剣装備として) てことでspd450出せればそれ以外はHP装備にしてもDEF装備でもいいかと。 NPCはだれを連れてくればいいの? 水でデコイすると良いと聞きました。 だがしかし! ニースはINT CON型なので耐久が紙すぎる; 加奈子は確かLv.11、サールスとルイスはLv.20です。ニースより弱いお。 一番強いのがアイリーン。しかし土属性。 AGIがぐんぐん伸びて同じレベルのアイリーンと比べるとHPがとても少なく耐久がありません;; 硬さで言うと、アイリーン>ニース>>>>サールス・ルイス>>加奈子な感じかな? ⇒アイリーンでおk(死なない事が一番重要。最後まで立ってアイテム配れる奴を出しましょ!) MDF装備は必要? 狩りでは魔法を使ってくる敵と戦ったことがないため、1つも持っていません。 買った方が良いでしょうか?? ⇒いらない。 コメントフォーム↓↓ おおお、お答えくださりありがとうございます!参考になります>< -- あきれ (2009-05-07 11 01 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mikamomountain33/pages/57.html
2014年12月26金に会った人 おおたさん 風が吹こうと雪が降ろうと来山 今日も風が吹いていて寒いです。非常に意志の強い方に出会いました。 岩舟から来られているおおたさんという66歳の男性の方で 毎週1回ひざの筋肉を鍛えるためにみかも山で上り下りしているそうです。 運転のお仕事をされていて、あまり足を使わないそうで、 年々足が衰えていくのが目に見えてわかったそうです。それがきっかけで登られたそうです。 整形外科にかかるよりも、山登りするほうがよっぽどひざが鍛えられてよいと仰ってました。 ”自分のことは自分で守る”がモットーで、 富士山や日光連山の美しい風景を眺められて、健康になるので、 皆さんもみかも山に登りましょうと仰ってました。 私も健康の為に登ってますが、まったく同感です。 それ以外にも登るとこの壮大な景色を見ることで気持ちが晴れ晴れします。 それと、”春日部あたりのお医者さんもみかも山に来ている”と 仰ってました。お医者さんも健康管理にみかも山を利用されているんでしょうね。 今までずっと登っていたのに知らなかたっことがあります。 元日には朝の06:00ぐらいに南口のほうが開門されるそうです。 初日の出が拝めるそうです。 このことを毎年みかも山で初日の出を見ていらっしゃるという、 春日部から車で1時間半かけて来られている80歳の男性の方にお聞きしました。 80歳になられても元気に車を長時間運転されていることに、びっくりしました。 お元気ですね。来年には富士山に登られる為、みかも山にはトレーニングに来られていると言うことでした。 さすがは九州男子だと思いました。出身は桜島の近くだそうです。 間違いや文字を大きくしてほしい等、指摘や要望がありましたらコメントかあるいはメールでお寄せ下さい。 私のできる範囲で可能な限り修正反映させるつもりです。 【コメント】 名前 コメント すべてのコメントを見る 【メールで問い合わせしたい方】 名前 メールアドレス 内容 -
https://w.atwiki.jp/40work/
●人生という荒波に揉まれる40代 家のローンを抱えながら、子供たちも大きくなって、いよいよ大変――という時期に、リストラや給料カット。40代のサラリーマンを取り巻く環境は、ますます厳しくなってきています。30代ならまだしも、40代ともなると、もはや転職は至難の業。自分としては、妥協するしかない…と思って履歴書を送った会社の求人倍率が、軽く100倍を超えていたりします。 そんな人生という荒波のまっ只中にいる40代の皆さんをサポートするために、“転職”をテーマにしたリンク集をまとめてみました。リンク先は少しずつ増やしていくつもりなので、ぜひ参考にしてください。 ●登録無料の求人情報検索サイト ◇転職.jp/人材紹介会社への一括登録 ◇マイコミエージェント/転職希望者への求人情報 ◇インディビジョン/日本最大級の総合求人情報サイト ◇InterNext Career/いい転職を実現する求人情報サイト ◇イーキャリア/ソフトバンクグループの転職応援サイト ◇Do!エントリー/無料登録型求人サイト ◇リクナビNEXT/社会人のための転職サイト ◇en/社会人の転職情報 ◇DODA(デューダ)/転職支援サービス ◇日経キャリアNET/日経の転職サイト ◇ハローワークインターネットサービス/全国の職業安定所発の求人情報 ◇しごと情報ネット/各種求人情報のインデックスを検索 ◇仁王/日本最強の転職データベース ◇ネオキャリア/人財紹介会社のサイト ◇人材バンクネット/全国の人材バンクを活用 ◇ITワーク/IT系の求人情報 ◇派遣ワーク/派遣専門の求人情報が満載 ●履歴書や職務経歴書、面接に関するサイト ◇差をつける履歴書を書くコツ/履歴書作成の心得 ◇履歴書作成のポイント/書き方一つで印象が変わる ◇職務経歴書の書き方/自分を効果的にアピール ◇履歴書Maker/パソコンで履歴書を自動作成 ◇しごとナビ@履歴書/無料で簡単に履歴書を作成 ◇e面接.com/面接だけでなく、書類選考や筆記試験対策も ◇面接.net/面接や就職活動、書類関係に役立つ情報 ●労働条件や労働相談に関するサイト ◇全基連/全国労働基準関係団体連合会のサイト ◇全労連/全国労働組合総連合のサイト ●雇用保険や失業保険に関するサイト ◇雇用保険ポータル/雇用保険・失業保険をわかりやすく解説 ◇失業保険給付&退職マニュアル/失業保険や退職時の手続きなどを解説
https://w.atwiki.jp/cthulhuartonline/pages/274.html
◆オカルト研究員の転職に必要な物、及び職業 必須アイテム:オカルト研究員の証、巨大な水晶塊 職業:芸術家
https://w.atwiki.jp/baobabunoki/pages/31.html
転職アイテムが必要(転職後アイテムは消滅) 結界士 バンパイア アサシン ものまね士 ギャンブラー 賢者 勇者 魔王 スライム ハグレメタル ドラゴン チョコボ モーグリ ソルジャー 堕天使 魔銃士 妖精 ミニデーモン エルフ ダークエルフ コック 極小ダメージ=通常攻撃1か2のダメージ 小ダメージ=通常攻撃より少ないダメージ 中ダメージ=通常攻撃と同じかそれ以上のダメージ 大ダメージ=通常攻撃より1.5倍以上のダメージ 超ダメージ=通常攻撃より2倍以上のダメージ ※「自分」と書かれているものは、対象は自分のみ、他の相手にすることはできない。 結界士 転職条件 精霊の守りが必要 成長率 HP MP 力 守 早 C A C A C 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 5 10 マホトーン 魔法 敵全員を魔封にする 10 1 マホキテ 魔法 自分が一時的状態「魔吸収」になる 15 6 おどりふうじ 踊り 敵を踊封にする 25 6 マジックバリア 魔法 味方全員を一時的状態「魔軽減」にする 40 5 マホカンタ 魔法 味方を一時的状態「魔反撃」にする 60 6 じゅばく 無 敵を攻封にする 80 25 めいそう 無 自分のHPを300回復 100 15 ふういん 物理 敵のテンションと一時的状態をなくし武器と防具の強さを0にする。次の戦闘時に武器と防具の強さは元に戻る バンパイア 転職条件 伯爵の血が必要 成長率 HP MP 力 守 早 C B B E A 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 10 12 きゅうけつ 魔法 敵のHPを吸収する(自分の最大HP-HPの半分のダメージ) 20 6 アスピル 魔法 敵のMPの1/6を吸収 30 6 アストロン 無 自分が一時的状態「魔無効」になる 60 9 めいやく 無 自分の守備力を半分にして、自分の攻撃力を2倍 90 9 あまいいき ブレス 敵全員を「眠り」状態にさせる 130 37 ギガドレイン 魔法 敵のHPの半分を吸収する(最大300まで) アサシン 転職条件 闇のロザリオが必要 成長率 HP MP 力 守 早 C D A E S 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 15 7 コンフェ 魔法 敵を混乱にする 30 6 サイレス 魔法 敵を魔封にする 55 10 しのびあし 物理 自分の素早さが2倍 80 4 どくこうげき 魔法 中ダメージ+低確率で猛毒状態にする 100 8 まひこうげき 物理 中ダメージ+低確率で麻痺状態にする 120 42 しのせんこく 魔法 敵のHPが瀕死+猛毒状態にする 150 24 あんさつけん 物理 大ダメージ+低確率で即死 ものまね士 転職条件 マネマネの心が必要 HP MP 力 守 早 C C C C C 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 10 5 おどるものまね 無 自分が一時的状態「踊反撃」になる 20 5 ぶれすものまね 無 自分が一時的状態「息反撃」になる 40 5 まほうものまね 無 自分が一時的状態「魔反撃」になる 60 5 こうげきものまね 無 自分が一時的状態「攻反撃」になる 100 50 モシャス 魔法 クエスト終了まで指定した相手とまったく同じステータス、職業になる。※高スタータスのボスなどにはなれない ギャンブラー 転職条件 カジノ戦10勝以上(スロット以外) ギャンブルハートが必要 成長率 HP MP 力 守 早 C A C E A 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 10 7 ヘブンスロット 無 絵柄が3つそろった場合、敵全員即死、味方全員回復、敵全員大ダメージのどれか。そろわなかった場合は、敵全員に小ダメージ 30 14 いちげきのダーツ 物理 敵が低確率で即死 60 6 あくまのダイス 物理 3つのサイコロの数字が大きいほど大ダメージ。自分も出た目の裏面の数字分ダメージをうける 80 4 死のルーレット 魔法 誰かが即死(魔無効、魔反撃無効) 140 36 イカサマのダイス 物理 3つのサイコロの出た数字分ダメージ 賢者 転職条件 賢者の悟りが必要(ただし、遊び人の場合は必要なし) 成長率 HP MP 力 守 早 C A E D D 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 5 6 マジックバリア 魔法 味方全員一時的状態「魔軽減」になる 15 12 イオラ 魔法 敵全員に70のダメージ 30 7 フバーハ 魔法 味方全員一時的状態「息軽減」になる 70 25 ベホマラー 魔法 味方全員のHPを120回復 100 16 バイキルト 魔法 味方の攻撃力を2倍 130 34 イオナズン 魔法 敵全員に160のダメージ 160 80 ザオリク 魔法 味方を生き返らせる(全回復) 勇者 転職条件 封印戦5勝以上 勇者の証が必要 成長率 HP MP 力 守 早 A D B B D 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 10 0 かばう 物理 味方のプレイヤーをかばう。一時的状態「かばう」になる 30 15 ライデイン 魔法 敵に110のダメージ 60 25 めいそう 無 自分のHPを300回復 90 40 ギガデイン 魔法 敵全員に180のダメージ 120 6 アストロン 無 自分が一時的状態「魔無効」になる 150 80 ベホマズン 魔法 味方全員のHPを999回復 180 30 ミナデイン 魔法 味方全員のMPを10減らし、敵に100~のダメージ。仲間が多いほどダメージ増 魔王 転職条件 封印解放1回以上 邪神像が必要 成長率 HP MP 力 守 早 B A C B B 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 10 4 うけながし 無 自分が一時的状態「受流し」になる 30 30 いてつくはどう 無 全員の命中率、攻撃力、守備力、素早さの増減を元に戻す 60 14 ザキ 魔法 敵を低確率で即死 90 40 しゃくねつ ブレス 敵全員に180のダメージ 120 25 めいそう 無 自分のHPを300回復 150 6 アストロン 無 自分が一時的状態「魔無効」になる 180 70 ジゴスパーク 魔 敵全員に150のダメージ+麻痺 スライム 転職条件 スライムの心が必要 成長率 HP MP 力 守 早 C B D C B 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 3 5 ギラ 魔法 敵全員に25のダメージ 7 7 スクルト 魔法 味方全員の守備力を上げる 11 3 ホイミ 魔法 味方のHPを30回復 16 7 ルカナン 魔法 敵全員の守備力を下げる 28 10 メダパニ 魔法 敵全員を「混乱」状態にさせる 50 20 ザオラル 魔法 1/2の確率で味方を生き返らせる 99 40 しゃくねつ ブレス 敵全員に180のダメージ ハグレメタル 転職条件 ハグレメタルの心が必要 成長率 HP MP 力 守 早 E S E S S 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 25 8 メラミ 魔法 敵に70のダメージ 50 15 ベギラマ 魔法 敵全員に60のダメージ 99 全て マダンテ 魔法 敵全員に自分のMPの2倍のダメージ ドラゴン 転職条件 ドラゴンの心が必要 成長率 HP MP 力 守 早 S E A S E 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 10 1 つめたいいき ブレス 敵全員に20のダメージ 30 6 こおりのいき ブレス 敵全員に55のダメージ 60 14 こごえるふぶき ブレス 敵全員に115のダメージ 90 9 やけつくいき ブレス 敵全員を「麻痺」状態にさせる 120 34 かがやくいき ブレス 敵全員に195のダメージ チョコボ 転職条件 ギザールの野菜が必要 成長率 HP MP 力 守 早 S E C D A 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 20 7 チョコボキック 物理 敵に中ダメージ 40 6 チョコガード 無 自分の防御力をあげる 60 14 チョコアタック 物理 敵に守備力依存の大ダメージ。自分もダメージをうける 80 15 チョコボール 魔法 敵に160のダメージ 100 7 チョコケアル 魔法 味方のHPを150回復 120 20 チョコボックル 魔法 敵に素早さ依存の大ダメージ モーグリ 転職条件 クポの実が必要 成長率 HP MP 力 守 早 C B D B B 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 10 5 おまじない 無 味方の命中率を回復させる 30 8 ストップ 魔法 敵を一時的状態「動封」にする 50 7 ウールガード 無 自分の防御力をあげて、一時的状態「魔軽減」になる 70 3 マホトラおどり 踊 敵のMPを吸収する 90 30 カエルのうた 歌 敵の攻撃力と防御力を下げる 120 7 リジェネ 魔法 味方を一時的状態「回復」にする 150 40 アルテマチャージ 物理 敵に300のダメージ ソルジャー 転職条件 性別が男 ジェノバ細胞が必要 成長率 HP MP 力 守 早 S E S B B 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 20 5 ブレイバー 物理 敵に中ダメージ 50 9 きょうぎり 物理 敵に大ダメージ。自分もダメージをうける 80 20 メテオレイン 物理 敵に大ダメージ。自分の攻撃力が下がる 120 36 クライムハザード 物理 ※敵の最大HP-敵のHPのダメージ(最大400ダメージ) 160 40 ちょうきゅうぶしんはざん 物理 ランダムに敵に4回攻撃 ※つまり、敵のHPが半分以下の場合はとどめをさせます。 堕天使 転職条件 性別が女 ジェノバ細胞が必要 成長率 HP MP 力 守 早 C A B D C 覚える技 必要SP 消費MP 技名 属性 効果 40 56 バイオガ 魔法 敵全員に120のダメージ+猛毒 80 66 やみのてんし 魔法 敵全員に70のダメージ+眠り 120 66 シャドウフレア 魔法 敵に300のダメージ+命中率を下げる 160 44 こころないてんし 魔法 敵のHPを1にする 200 46 はっとういっせん 物理 敵全員に中ダメージ 魔銃士 転職条件 魔銃が必要 成長率 HP MP 力 守 早 C B A E B 覚える技 必要SP 消費MP スキル名 属性 効果 5 4 いかくしゃげき 物理 敵を「動封」にさせる 15 7 そげき 物理 敵に防御力無視の小ダメージ 30 0 たかのめ 無 自分の命中率が回復 60 12 かんせつねらい 物理 敵に防御力無視の小ダメージ。低確率で「動封」 90 34 クレイモア 物理 敵全員に180ダメージ 130 44 みだれうち 物理 敵にランダムに防御力無視の小ダメージ3~4回 妖精 転職条件 妖精の笛が必要 成長率 HP MP 力 守 早 C A D C A 覚える技 必要SP 消費MP スキル名 属性 効果 5 0 めかくし 無 誰かの命中率を下げる 10 4 ようせいのや 物理 敵のMPを吸収する 20 0 くちをふさぐ 無 誰かを「魔封」にさせる 35 0 ちょうはつ 無 自分以外全員のテンションが上がる 50 8 でたらめや 物理 敵全員に中ダメージ 65 4 からかう 無 相手のテンションを上げる 80 0 ゆびをふる ? いずれかのスキルが発動 ミニデーモン 転職条件 悪魔のしっぽが必要 成長率 HP MP 力 守 早 C A D B B 覚える技 必要SP 消費MP スキル名 属性 効果 6 5 イオ 魔法 敵全員に25のダメージ 16 1 マホキテ 魔法 自分が一時的状態「魔吸収」になる 36 12 イオラ 魔法 敵全員に70のダメージ 46 10 パルプンテ 魔法 何かが起こる 66 34 イオナズン 魔法 敵全員に160のダメージ 96 0 デビルテイル ? いずれかのスキルが発動 エルフ 転職条件 エルフの飲み薬が必要 成長率 HP MP 力 守 早 B B C B B 覚える技 必要SP 消費MP スキル名 属性 効果 10 3 ホイミ 魔法 味方のHPを30回復 20 6 フラッシュアロー 物理 敵に中ダメージ+命中率を下げる 40 10 ベホイミ 魔法 味方のHPを90回復 60 20 ラリホアロー 物理 敵に中ダメージ+「眠り」にさせる 80 20 ザオラル 魔法 味方を1/2の確率で生き返らせる(HP半分回復) 100 4 ようせいのや 物理 敵のMPを吸収する 120 33 バイシオン 魔法 味方全員の攻撃力を上げる ダークエルフ 転職条件 禁断の果実が必要 成長率 HP MP 力 守 早 C S C D B 覚える技 必要SP 消費MP スキル名 属性 効果 20 26 ライフシェイバー 魔法 敵を高確率で瀕死にさせる 50 9 トランス 無 自分の状態が「混乱」一時的状態「魔吸収」になり、自分の攻撃力と素早さを2倍 80 16 のろい 魔法 敵全員を「魔封」「踊封」「動封」のいずれかにさせる 110 6 MPバスター 魔法 敵のMPを下げる 140 33 かくせい 無 自分のテンションを2段階上げる。自分の一時的状態が「2倍」になる 160 66 ハレーション 無 敵全員を中確率で瀕死にさせる コック (*編集中です) 転職条件 料理の極みを使用 HP MP 力 守 早 C A A D C 1 9 とろ火 魔法 敵全員に60のダメージ 15 12 いちょうぎり 敵に中ダメージを二回 45 20 グラタンコロッケ 敵全員に自分の防御力分ダメージ 50 18 強火 魔法 敵全員に125のダメージ 85 10 試食会 無 敵味方問わず、全体のHPを100~200回復するか、100~200のダメージを与える 135 50 料理の極み 味方全員のHPを全回復する 全員が3000G消費する 160 30 鉄人包丁 物理 敵単体に大ダメージ
https://w.atwiki.jp/2ch-tenshoku/pages/2.html
メニュー トップページ このサイトについて 更新履歴 メニュー 転職エージェント利用の心得 第二新卒・既卒・フリーターの就活について 交通費を安くageる方法 リクルートエージェントまとめ リクナビNEXTまとめ DODA(インテリジェンス)まとめ Re就活・はじめての転職まとめ ハロワを使う転職活動について その他の情報 ゴミネタいろいろ 関連リンク 最近の更新 詳細 取得中です。 @ウィキ ガイド @wiki 便利ツール @wiki
https://w.atwiki.jp/compe/pages/314.html
炎と氷の戦いは、完全に膠着状態に陥っていた。 氷の魔法使い卯月がフリーズロッドを用いて繰り出す吹雪は、辺りの半径数十メートルを白く染め上げ、凍り付かせる。 対し緊縛師平野は支給されたスタンド、マジシャンズ・レッドで自身の周囲数メートルに炎の囲いを作ることで己と仲間を温める。 しかし、この均衡は僅か数分で崩れようとしていた。 「ぐっ……!?」 「だ、大丈夫!?」 いきなり崩れ落ち、その場に膝をつく平野。 彼の額にはこの寒さにもかかわらず汗が滲み、尋常でないことが一目でわかる。 その様子を心配するのび太だが、平野はすぐに再び立ち上がりながらこう言った。 「すまぬ。どうやら、今出している炎は私の精神を消耗するようだ。 このままでは、あと数分で消えてしまうじゃろう」 「そんな……!?」 平野の語る絶望的な現状に、思わず顔が青褪めるピーチ姫。 しかし彼女はまだ諦めていなかった。 「そうだわ。のび太、あなたのデイパックに何かないの? 私のには役に立ちそうなアイテムは入っていないのよ」 縋るような思いでのび太に頼むピーチ姫。 事実、彼女は自分のデイパックに入っている最後のランダム支給品をすでに確認しているが、とてもこの状況を打破できるとは思えないものだった。 「ええと、何かないか何かないか……!」 一方、のび太はピーチ姫に頼られた後、必死になってデイパックを漁っていた。 手当たり次第にデイパックの中にあるものを必死に取り出す姿は、彼の相棒たるドラえもんが慌てているときにひみつ道具を取り出そうとしている姿によく似ていた。 のび太のデイパックの中にあるストロングゼロ、参加者名簿、会場の地図が彼の手で地面に散らばっていく。 そして彼がランダム支給品の一つを手に掛け、それを見たとき、彼は動きを止めた。 それは、一見すればただのうちわだ。 事実、平野とピーチ姫はこの状況では何の役にも立たないと思い、分かりやすく落ち込んでいる。 しかし、のび太だけは違った。 彼はこのうちわが何かを知っている。 このうちわが、ただのうちわでないことを知っている。 「これは、風神じゃないか!!」 「風神?」 思わず叫ぶのび太に対し、ピーチ姫は思わずオウム返しに疑問の声をあげる。 それに対してのび太は手早くこのうちわについて説明を始めた。 強力うちわ「風神」 このうちわは、二十二世紀からやってきたドラえもんが持つひみつ道具の一つ。 空気抵抗が大きく、わずかに扇ぐだけで普通のうちわと同じくらいの風が出る。 そして普通のうちわと同じように扇げば、人を容易く吹き飛ばす暴風すら生み出せる代物である。 「これを使えば吹雪も吹き飛ばせるんじゃ……」 「そうね。あの子に向かって思いっきり振れば持っている杖もどうにかなるかもしれないわ」 風神のおかげで希望が生まれ、前向きになるのび太とピーチ姫。 しかし、希望を見つつも平野だけは慎重だった。 「うむ。しかし念の為、作戦を立てたほうがよいじゃろう」 平野の提案で作戦を考えることにした三人。 しかし時間はない。平野の精神力の消耗でマジシャンズ・レッドの炎はどんどん小さくなっている。 なので三人は手早く作戦を考えた。それは作戦と言えるほど大した代物ではなかったが、今の三人には十分だ。 タイミングを考え、作戦に必要なアイテムを受け渡し準備完了。 「タイミングが大事じゃぞ」 「ええ。分かってるわ」 「じゃあいくよ。いっせーの――」 「「「せっ!!」」」 三人が同時に叫ぶ。これが作戦開始の合図だ。 まず平野はマジシャンズ・レッドの炎を自らの意志で消す。 これにより三人は低温に襲われることになるが、そこは覚悟の上だ。 「やああああああああああああ!!」 次にピーチ姫は、のび太から渡された風神を思いっきり振り回した。 風神は普通に扇いだだけでも人を吹き飛ばす暴風を生む。ならば全力で思いっきり振り回せば、それは吹雪すら吹き飛ばす嵐となる。 これで吹雪で覆い隠されていた卯月の居場所が分かるはずだ。 そんな役どころを姫にやらせるのか、というツッコミも聞こえてきそうだが心配ご無用。 なぜならピーチ姫はそんじょそこらの姫にあらず。 確かに攫われ役をこなすことが多い彼女だが、時にはマリオと共に冒険し戦うことだってあるのだ。 だからこの程度体を張るくらいはなんてことない。 「くっ!?」 そして三人の狙い通り吹雪は止み、苦悶の声をあげながら卯月は姿を見せた。 あまりに突然の強風に、彼女は魔法で吹雪を起こし続けられず、咄嗟に氷の壁を作ってやり過ごすことにしかできなかったのだ。 その隙にのび太は手に持つ不死川玄也の散弾銃を撃つ。狙いは勿論卯月の持つフリーズロッド。 しかし彼女は冷静に、吹雪を起こす前と同じく氷の盾を作り銃弾を防いだ。 「隙あり」 だが卯月がのび太の銃弾に意識を割いている間に、平野が紅蓮の糸で彼女を再び束縛する。 「無駄だということが分からないのですか」 卯月は冷静に、冷徹にまたも周囲の温度を下げ、すぐに紅蓮の糸を打ち消す。 しかしそれは一瞬、ほんの刹那とはいえその場所に硬直することを意味する。 「えい!」 その隙を逃すのび太ではない。だてに幾多もの冒険を潜り抜けてはいない。 動きを止めた卯月の手元に向かって、散弾銃とは違う手に持っているレイガンを放つ。 これで杖を落とすはず、と誰もが思った。撃たれた卯月ですら思った。 しかし次の瞬間、信じられないことが起こる。 スッ なんと、卯月自身も意識していない足運びで僅かに体を回し、手の位置を変えてのび太のレイガインを躱したのだ。 これは彼女の記憶が関わっている。 そもそも、記憶と一言に言ってもいくつかの種類がある。 そして卯月が失った記憶は自分が誰か、今まで何をしてきたのか、というもの。いわば思い出である。 この思い出を、脳科学ではエピソード記憶という。 一旦卯月の話に戻るが、彼女は元の世界ではアイドルをやっていた。 その事実は彼女が記憶を取り戻すか、彼女を知る他の参加者が彼女を島村卯月と認識しない限り殺し合いの中では露見しないだろうが、ここでは置いておく。 肝心なのは、彼女がアイドルをやっていたということだ。 そしてアイドルといえば、歌とダンスだろう。 それだけではない、と言う人もいるだろうがまずはこの二つが上がると考える。 アイドルが歌とダンスを覚える為にすることは何か、すなわち練習だ。 島村卯月はアイドルだ。それもただのアイドルではない、彼女が所属するプロダクションの中でも看板と言っても差し支えないアイドルだ。 そんな彼女にとって、自らの持ち歌は完璧に歌い、踊ることは最早当たり前。体に染みついていると言ってもいいはずだ。 再び記憶の話に戻るが、彼女にとってダンスは最早体に染みついている。 別にこの場合に限らず、何度もやって最早頭を使わずに体が覚えている、という経験は誰にでもあるだろう。 これを脳科学では手続き記憶という。 卯月はこの記憶を覚えていたのだ。 そう、彼女が忘れたのはエピソード記憶だけである。それ以外のことは覚えているのだ。 そもそも、本当に全ての記憶を失っていたら、今のように三人を相手にして大立ち回りなどできやしない。 それどころか話すことも、歩くことも、持つこともできなかっただろう。 だからこそ無意識にステップを踏み、体を回転させられたのだ。 だがこれはあくまで無意識。卯月自身すら制御できない動き。 故に 「あっ……」 のび太がもう一発レイガンを撃てば、杖を撃ち落とせるのは火を見るよりも明らかだ。 杖を落とした卯月は、気を失ったかのようにドサリと地面にうつ伏せで倒れこむ。 その様はのび太が少し前に見た、人間を操っていたヤドリが倒され、宿主当人が正気を取り戻した時によく似ていた。 「大丈夫!?」 倒れこんだ卯月を心配したのび太は慌てて彼女の元へ駆け寄る。 その際、彼は近くに落ちているフリーズロッドを念のため遠くに蹴飛ばしておいた。 「あの、私は……」 「もう大丈夫だよ。君は杖に操られていたんだ」 少しだけ頭を上げ、何が起こったのか分からないとばかりに不安げな顔を見せる卯月に、のび太は安心させるべく優しい笑顔を向ける。 そんな二人に対し、後ろで控えていたピーチ姫と平野も安心して息をつく。 これでもう大丈夫だと。記憶喪失の少女を助け、この後は彼女の記憶の手がかりを探しながら、ミルドラースを倒すために行動すると。 のび太、ピーチ姫、平野の三人はそう思った。 だがそれは大いなる間違い。 そもそも、卯月が杖に操られていた事実など存在しない。 彼女は自身の意志で杖を振るい、のび太達を殺そうとした。それが真実。 だが今はのび太と戦わず助けられている。これの意味は何か。 心変わり? 情の芽生え? いいや違う。 氷の魔法使いはとても冷たい。それは魔法だけではなく、心も同じく氷の如く凍てつている。 そのことをのび太達は見切れなかった。 故に 「ありがとうございます」 そのツケは、彼らが支払う。 お代はまず一つ。 ピーチ姫と平野はそれを思い知る。 「あなたが本当に愚かで」 のび太の体を貫く光の刃が、それを教えてくれる。 「う、嘘じゃ……」 「――のび太さあああああああああああああん!!」 あまりの光景に、平野は思わず現実から目を逸らしたくなるが、ピーチ姫の叫びが彼を現実から逃がさない。 【野比のび太@ドラえもん 死亡】 【残り101名】 ◆ ここで時は遡り、未だ卯月が吹雪を出していたところまで戻る。 彼女はこう考えていた。このまま吹雪を出し続けていれば、いずれ向こうが先に力尽きると。 だが同時にこうも思った。しかし向こうの手札を完全に把握していない以上、何らかの方法で吹雪を無効化されるかもしれない。と。 そこで彼女は自分が持っているデイパックの中を検めた。 すると中から剣の柄だけが現れる。 卯月は一瞬外れかと思うが、一応説明書きを見るとそこにはこう書いてあった。 『ビームサーベル。 手に持っているとき、持ち手の意志に応じて刃を自在に出せます。切れ味は抜群です。 なお、ス〇ーウォーズのライ〇セイバーではありません』 一部意味の分からない文章があったが、とりあえず試しに使ってみると、卯月の意志通りに刃が現れる。 これを見た彼女は、ある作戦を思いついた。 卯月は思い返す。 戦い始めたとき、敵の一人である子供がこう言っていたことを。 『ダメだよ!!あの子、誰かに操られているんだ!!』 そう言った後、彼は杖を壊そうとし、なおかつそれに敵の仲間も異論を挟まなかった。。 つまり、なぜそんな勘違いをしたのか不明だが、彼らは私が持っている杖に操られて殺し合いに乗ったと思い込んでいるのだ。 これは使える。卯月はそう思った。 そして立てた作戦はこうだ。 まず、吹雪を無効化する方法があるというのが自分の考えすぎの場合、順当に吹雪を続けて押しつぶす。 念のため移動して、あの銃で撃たれても問題ない位置にいることも忘れずに。 次に、もし吹雪を無効化された場合は、その原因を断つことを優先する。 最後に、それさえもできず杖を落とされた場合は、杖に操られていたふりをしよう。 適当に一度倒れ、何が起きたか分からないふりをすれば向こうは望んだ結末になったと勘違いするだろう。 そこでビームサーベルをあらかじめ懐にしまっておいて、タイミングを見計らって不意打ちすれば一人殺せるはずだ。 結果は御覧の通り。 途中、卯月の無意識で体が動くという予想外はあったものの、彼女の杖は弾き飛ばされた。 そのまま敗北したフリをして、近寄ってきたのび太に対し懐のビームサーベルを突き刺し殺害。 卯月の作戦は成功したと言ってもいいだろう。 そして残り二人はいきなり仲間が死ぬという状況に動揺している。 この機を逃す手はない。 卯月はフリーズロッドを落とした。そして拾いに行くには少々時間がかかる。 それは彼女の氷魔法が威力を減らすことを意味する。 だが魔法が使えなくなるわけでは無い。彼女自身の魔力を用いれば、威力が落ちたとしても残り二人位は殺せる。 「死になさい」 卯月の魔力で再び氷柱が空から、まるで嵐のように降って来る。 しかしピーチ姫がこの状況になって己を取り戻し、持っている風神を振るって雹を吹き飛ばそうとした。 だが卯月もそんなことは百も承知。 のび太が死してなお手に持っているレイガンを奪い取り、ピーチ姫に向かって発射。 「難しいですね。銃というものは」 しかし最初の一発は当たらず、その後何発か続けて撃つことでやっと命中。 ピーチ姫の風神を弾き飛ばした。 そのまま卯月は魔法でピーチ姫を凍らせにかかる。 「イキマッシュ」 だがここで平野も正気にもどり、マジシャンズ・レッドでピーチ姫の氷を溶かした。 「消えなさい」 そんな平野に卯月がレイガンを乱射しながら突撃する。 だがレイガンの弾は平野に向かい、マジシャンズ・レッドで防がなければ直撃するような軌道の時もあれば、あらぬ方向に向かうこともあった。 走りながら銃を撃ってまともに標的へ命中させるなど、のび太レベルの技量が無ければまず不可能だ。 本来なら隙だらけの行いだが、ピーチ姫を庇わなければならない平野からすれば最悪だ。何せいつ攻撃が味方に飛んでくるのかも分からないのだから。 おまけに霰は未だ止んでいない。 故に―― 「がっ!?」 霰の一つが平野の頭に直撃し、彼は気を失った。 これでもう、攻撃を防ぐことも氷を解かすこともできない。 「悪あがきもここまでですね」 卯月の冷たい笑みがピーチ姫の心を凍り付かせる。 だが彼女は未だ諦めていなかった。 彼女はデイパックに残っている最後の取り出す。 出てきたのは一枚のカード。それを彼女は迷うことなく使用した。 「対象、平野さん!」 ピーチ姫は必死に叫ぶが、卯月は意にも介さない。 何せ今まで取り出さなかったのだ。もし切り札ならもっと早く使う筈だと、卯月は考える。 そして彼女の考えは正しい。何せこれは戦うためのものではない。 「ぶっとばしなさい!!」 ピーチ姫が叫んだ途端に、何と平野の体が宙に浮き、そのまま虚空へと飛び去って行ってしまった。 これには卯月も思わず目をむいた。 ピーチ姫の最後の支給品。それは『ぶっとばしカード』だ。 桃太郎電鉄シリーズに登場するカードで、自分以外の対象一人を選んで発動。 効果は相手をランダムな場所飛ばすというものだ。 ピーチ姫は逃げるなら全員で、と決めていたのでこれを使えないものと判断していた。 ならば卯月をどこかにやればよかったのでは、という言い分もあるだろう。 だがこの殺し合いではこの支給品にも制限がかかり、対象が近くにいないと効果が使えないようになっていたのだ。 「やってくれますね……」 平野を逃がされ、記憶取り戻すべく優勝するという道のりが遠ざかったことを理解した卯月は苛立ちを見せる。 しかしこれでピーチ姫にはもうなすすべもないことを理解している卯月は、ゆっくりと彼女に近づき少しづつ体を凍らせていく。 (ごめんなさい、キノコ王国の皆) ピーチ姫がどんどん自身が凍っていく状況で思うのは、彼女の故郷キノコ王国。 そして―― (マリオ、ヨッシー、クッパ。どうか、この殺し合いを……) そして参加者の中で彼女が知る者たちに、どうか殺し合いを止めてくれと願いを込める。 しかしその願いは途中で打ち切られ、美しい姫の氷像は完成。 最後に 「ふん」 卯月がビームサーベルでバラバラに引き裂けば、二度と姫の姿は誰の視界にも入らない。 これにて炎と氷の戦い、決着。 【ピーチ姫@スーパーマリオくん(コロコロ版) 死亡】 【残り100名】 【H-7砂浜/黎明】 【島村卯月@アイドルマスター シンデレラガールズ】 [状態]:『禁断の薬』による記憶喪失および性格・容姿の変化、魔力消費(中)、苛立ち(小) [装備]:ビームサーベル@銀魂、レイガン@大乱闘スマッシュブラザーズX (エネルギー1/5) [道具]:基本支給品 [思考・状況]基本行動方針:自分の記憶を取り戻すべく、優勝する。 1:全員殺して、記憶を取り戻す。 [備考] 『禁断の薬』を飲んだことにより記憶喪失となっています。またそれに伴い冷酷な性格に変化しています。 そして薬の効果により全身が"氷の魔法使い"として作り替えられたため傷が完治しております。 アイドル時代に培ったステップを無意識に使いこなしています。アイドル関連の記憶を取り戻せば能動的に使えるかもしれません。 ◆ そして殺し合いの会場のどこかで、平野は未だ気絶しづけている。 いずれ目覚め、状況を理解した時、彼が何を思うのか。 それを知る者は、未だ誰もいない。 【???/黎明】 【平野源五郎@真夏の夜の淫夢シリーズ】 [状態]:気絶、頭に傷(小) [装備]: 鋼の剣@ドラゴンクエストシリーズ マジシャンズ・レッドのDISC@ジョジョの奇妙な冒険シリーズ [道具]:基本支給品、台車@現実 [思考・状況]基本行動方針:主催者には正義の鉄槌で、その腐った心を矯正してやろう。 1:………… [備考] 参戦時期は、悶絶少年 其の伍で「今日は逆さ吊り、鞭責めをしよう(提案)」と言った辺り 頭を打ちましたが、命に別状はありません。 ぶっとばしカード@桃太郎電鉄シリーズ の効果で飛ばされました。どこに飛ばされたかは次の書き手氏にお任せします。 ※H-7 砂浜にて、以下のものが放置されています。 のび太の死体、バラバラになったピーチ姫の死体。 フリーズロッド@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド、不死川玄也の散弾銃@鬼滅の刃(弾数9/20)、サバイバルナイフ@バトルロワイヤル、強力うちわ「風神」@ドラえもん のび太のデイパック(基本支給品、ランダム支給品0~1)、ピーチ姫のデイパック(基本支給品) 【支給品紹介】 【強力うちわ「風神」@ドラえもん】 野比のび太に支給。 空気抵抗が大きく、軽く扇ぐだけで普通のうちわと同じ風が浴びられるひみつ道具。 普通のうちわと同じように扇ぐと人を吹き飛ばすほどの暴風が出る。 のび太はこのうちわを二つ使い、一つずつ両手に持って、鳥の羽みたいに持って使うことで空を飛ぶアイデアを考えたことがあるが、このロワに支給されたうちわは一つ。 【ビームサーベル@銀魂】 島村卯月に支給。 ビームサーベ流篇に登場した、辺境の惑星に伝わる剣術に用いられる剣。 普段は柄のみだが、持ち手の意志に応じて光線の刀身が出る仕組み。 というか、名前こそビームサーベルだが実際の所はスター〇ォーズのラ〇トセイバーそのもの。 【ぶっとばしカード@桃太郎電鉄シリーズ】 ピーチ姫に支給。 自分以外の対象一人を選んで使用可能なカード。これを使うと、対象はランダムな場所にぶっ飛ばされる。 使い捨てなので、一度使用するとこのカードは消滅する。 さらにこのロワでは、対象が近くに居なければならないという制限も追加されている。 052:廻廻奇譚───闇を祓って 投下順 054:考察するM/違うものは見える景色 025:炎と氷 島村卯月 059:喪失の果てに 野比のび太 GAME OVER ピーチ姫 平野源五郎 059:喪失の果てに